アトピー性皮膚炎とチョコレートの関係

こんにちは、もりぐち鍼灸院の森口です。

発症すると、完治が難しいとされるアトピー性皮膚炎、
症状を悪化させる原因物質にご注意ください。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは、過剰なアレルギー反応などにより
皮膚に炎症や痒みのある湿疹を伴う疾患です。

  発症の原因やメカニズムは、まだ充分わかっていませんが、
「アトピー要因」という遺伝的に痒みを起こしやすい体質の人が、
原因物質「アレルゲン(抗体)」と機械的刺激に曝されたときに
起こる皮膚炎と考えられています。

原因物質として確認されているのは次のものです。

ダニアレルゲン(コナヒョウヒダニ、ヤケヒョウヒダニなど)
食物アレルゲン(卵白、ミルク、小麦、大豆、米、トウモロコシ、
                       ゴマ、ソバなど)
花粉アレルゲン(ブタクサ、ヨモギ、アキノキリンソウ、ハルガヤ、
                       カモガヤ、ギョウギシバ、オオアワガエリ、アシなど)
真菌アレルゲン(カンジダ、ペニシリウム、クラドスポリウム、
                        アスペルギルス、アルテリナリアなど)
動物上皮アレルゲン(ネコ、イヌなど)

患者さんには、チョコレートが好きで、食べてたら症状が
悪化した経験をお持ちの方が多いようです。

原因の一つは、カカオ製品に多く含まれている「チラミン」
という物質によるアレルギーが考えられます。

チラミンは血管の収縮を起こしますが、効果が切れて反作用として
血管の急激な拡張が起こります。

このときアレルギーの症状として、
粘膜の腫脹、じんましん、頭痛などが起こります。

チョコレートを食べて鼻血を出すのは、鼻の粘膜が腫れて出血するからです。

次に考えられるのが、日本製のチョコレートに多く含まれている
「植物油脂」ではないかと思われます。

カカオ豆から取れるココアバターの割合が少なく、
植物油脂が使われている商品があります。

チョコレートの国際基準では、植物油脂5%以下となってますが、
日本の菓子業界は無視しています。

植物油脂には、炎症因子とされるトランス脂肪酸が含まれています。

比較的トランス脂肪酸の含有量が少ないバーム油を
使用しているようですが、ゼロではありません。

アトピー患者さんにとっては、この他にも多くのアレルギー反応を
起こす成分を含んだ食品があります。

これからも調査して発信してまいります。

 

当院にはこんな症状な方が来院しています。

詳しくは当院の症状別ページをご覧下さい。

 

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